いざという時に備え救急講習会 AED(自動体外式除細動器)を使った救急講習会が29日、 特別養護老人ホーム「ヒューマン・ハウス」2号棟のロ ビーで開かれました。講師に筑西広域消防本部結城消防 署の消防指令、直井龍雄さんと消防士の染谷健登さん、 塚越尚哉さんを講師に招き、ヒューマン・ハウスと介護 老人保健施設「すばる」の職員約20人が参加しました。 最初に消防署員が、実際にどのような流れで人命救助 を行うかをAEDを使って模範演技を行いました。 倒れた人に近づき、まずは意識があるかどうかを確認。 次に自発呼吸の有無、そして脈拍の有無を調べ、近くに いる人に119番通報とAEDを持ってきてもらうように依頼。 AEDが届くまでは胸骨圧迫による心臓マッサージと人工呼 吸を行い、AEDが到着してからは胸骨圧迫を継続する一方 で、AEDの指示に従いながら胸部にパッドを貼り、AEDの 電源を入れて電気ショックを与えるという一連の流れを 説明しました。 パッドを貼る際には、金属などのアクセサリーは外す か避けて貼る。ペースメーカーからは数センチ話して貼 る。汗は拭き、胸毛などはパッドではがして貼るなどの 注意点を説明。直井さんは「AEDは機械の指示に従って操 作すれば大丈夫です。一番大事なのは胸骨圧迫による心 臓マッサージ。1分間で約100回のペースで、続けて行う ことが一番大切です」と説明。参加者は、胸骨圧迫を体 験しながら「思ったより力が必要」「繰り返すうちに押 す場所が徐々に移動してしまった」など、感想を話し合っ ていました。 平成27年5月29日
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