被用者年金の一元化について 平成27年10月以降、共済年金は厚生年金に統一されます。このことを被用者年金の一元化といいます。 このことに伴い、年金の制度が以下の内容に変わります。 なお、詳細については未定ですので、決定次第随時連絡します。 制度的な差異の解消 基本的には厚生年金に揃えることで差異を解消する。 被保険者の年齢制限 共済年金 厚生年金 年齢制限なし 70歳まで 未支給年金の給付範囲 遺族(死亡した者によって生計を維持し 死亡したものと生計を同じくしてい ていた配偶者、子、父母、孫、祖父母) 、 た 配 偶 者、子、父 母、孫、祖 父 母、 又は遺族がいないときは相続人 兄弟姉妹又は甥姪など 老齢給付の在職支給停止 ・再任用して共済組合に加入した場合 (賃金+年金)が28万円を超えていれ ば、年金の一部又は全額を支給停止 (職域含む) ・再就職して厚生年金に加入した場合 (貸金+年金)が46万円を超えていれ ば、年金の一部又は全額を支給停止 障害給付の支給要件 保険料納付要件あり (初診日の前々月までの保険料納付 済期間及び保険料免除期間を合算し た期間が3分の2以上必要) 保険料納付要件なし 遺族年金の転給 再就職して厚生年金に加入した場合 ・65歳までは、 (貸金+年金)が28 万円を超えていれば、年金の一部 又は全額を支給停止 ・65歳以降は、 (賃金+年金)が46 万円を超えていれば、年金の一部 又は全額を支給停止 先順位者が失権した場合、次順位者に支 給される。 先順位者が失権しても、次順位以下 の者に支給されない。 現行 改正後 25年 10年 その他の年金制度の改正 受給資格期間 職域年金の代替措置(予定) 年金払い退職給付とは、有期年金と終身年金を組み合わせたもので、積立方式になります。(詳細につい ては未定) 現行 平成27(2015)年10月以降 2060年頃 職域 職域部分の経過支給 年金払い退職給付 年金払い退職給付 厚生年金 厚生年金 基礎年金 基礎年金 共済年金 基礎年金 −20−
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