食品の濃縮・噴霧乾燥技術と装置動向

食品の噴霧乾燥、造粒の大家である【吉田 照男 先生(元 味の素)
】ご案内のもと、
濃縮・噴霧乾燥プロセスの基礎項目を解説、実機・実演を見学して理解を深めます(随時質問を受付けます)
GEA プロセスエンジニアリング テストプラントで実機・実演を見ながら学ぶ
食品の濃縮・噴霧乾燥技術と装置動向
■ 日
■ 会
程: 6 月 18 日(木) 13:00~17:30
場: 講義(集合場所)
:JR佐倉駅周辺の会議室(詳細はお申込み時にご案内いたします)
見学:GEA プロセスエンジニアリング㈱ 佐倉サービスセンター(千葉県・佐倉市)
■ 参加費: 1 名 19,440 円(税込/テキスト付)
定員 20 名ですのでお早めにお申込み下さい
※ 翌日の講座【食品の噴霧乾燥の基礎と実務】と併せてお申込みの場合、半額(9,720 円)に優待します
■ 講座の趣旨
生産効率に加えて、風味や栄養価値の保持が重要となる食品の乾燥においては、
【噴霧乾燥】は最も汎用性のある技術
として広く定着しています。また、液状食品の【濃縮】も、輸送コストの低減や保存性の向上など、食品製造における
要素技術の一つであり、乾燥工程の前処理としても重要な操作です。これら濃縮や噴霧乾燥は食品加工の要となる技術
である一方で、経験的なノウハウを要する難しい技術でもあります。
本講座では、実際の装置を見学しながら、濃縮・噴霧乾燥技術の概要と最新の装置動向を学ぶことができます。前半
は座学講義にて、粉体プロセスの全体を取扱っている GEA プロセスエンジニアリングの技術担当者から特に濃縮と噴
霧乾燥の基本技術と設備についての解説があります。後半では、実際に様々なテスト装置の見学をします(粉体溶解~
噴霧乾燥~粉末分析の実演有り)
。また、本企画の案内人である吉田先生には終日ご同伴頂きますので、講座内容あるい
は業務上の疑問点などを随時質問することも可能です。実際に装置を見学しながら、専門家の話を聞くことのできる特
別講座です。若手の教育,装置選定,課題解決,新しい発見にお役立てください。
■ スケジュール
<13:00~15:00>
Ⅰ.食品分野における濃縮技術と噴霧乾燥技術【座学】
1.濃縮技術・濃縮装置について
2.噴霧乾燥技術・噴霧乾燥機について
3.その他の粉粒体プロセス装置について
4.佐倉サービスセンターの紹介、実演の概要
講
師: GEA プロセス エンジニアリング株式会社
GEA グループでは粉末製品製造のためのプロ
セス全体(液体調合-濃縮-乾燥-貯槽-供給-処理)
をカバーしています。
今回は、濃縮・乾燥を中心に基礎的な項目に加
えて、運転条件設定の考え方、濃縮・乾燥の実績、
それぞれの設備の特徴をお伝えします。ぜひ粉体
プロセスの理解向上にお役立て下さい。
粉体プロセス事業部 原田 圭吾 氏
<15:30~17:30>
Ⅱ.装置見学と説明・実演(随時質疑に応じます)
・膜濃縮テスト機
・凍結濃縮テスト機
・噴霧乾燥機
各サイズテスト機
・粉体の各種分析装置
実演
吉田先生が終日同伴します。
・高速ミキサによる粉体の溶解
みなさんの抱える業務での
・得られた溶解液による噴霧乾燥のテスト運転
・得られた粉体の製品分析(粒度分布・電顕観察など)
★ 案内人: 吉田技術士事務所
所長
課題や粉体プロセスの質問に
可能な限りお答えします。
吉田 照男 氏
1966 年 横浜国立大学工学部卒業。同年 味の素(株)入社。35 年に亘り、さまざまな食品の粉粒体プラントの開発・
設計・試運転、生産管理等の業務に従事する。2000 年 吉田技術士事務所を開設し、造粒、乾燥をはじめとする食品
製造工程や品質管理のコンサルタントとして活躍中。技術士(機械部門)。
実務経験の豊富な講師が,最も汎用性のある噴霧乾燥(SD)について,種類や特長などの基礎項目から,
実務的な問題点や対応策までを,様々な食品の具体的な事例を挙げながら整理して解説します。
食品の噴霧乾燥(SD)の基礎と実務
講師 :吉田技術士事務所 技術士(機械部門)吉田 照男 氏
日本粉体工業技術協会 造粒分科会顧問,元味の素㈱
●日 時
●会 場
●受講料
:
:
:
2015 年 6 月 19 日(金) 10:30~16:30 (休憩 1.0h)
テックデザイン会議室(サガ・フラット 202) : 東京 茅場町駅/門前仲町駅
1 名 29,980 円(税込/テキスト付き)
講座終了後,質疑応答,名刺交換の場を設けます
※ 前日に開催する GEA プロセスエンジニアリングのテストプラント見学(講義付)を半額(9,720 円)に優待します ※
■プログラム
1.噴霧乾燥の特徴
① 噴霧乾燥の歴史
② 噴霧乾燥法の特徴
③ 噴霧乾燥機の応用
2.噴霧方式の種類
① 回転円盤
⑤ 噴霧方式と製品粒子径
② 圧力ノズル
⑥ 液滴の乾燥状態
③ 二流体ノズル
④ 四流体ノズル
3.噴霧乾燥機の種類
① ベイシックプラントとツーステージプラント
② ストレートステージプラント
③ マルチステージプラント
④ 特殊噴霧乾燥機(多段噴霧、クローズドシステム等)
4.乾燥熱風の流し方
① コカレント(並流型)
② カウンターカレント(向流型) ③ 混合型
5.噴霧乾燥塔の種類
① ディスクタイプ
④ 噴霧乾燥塔の塔径と塔長
② 圧力ノズルタイプ
⑤ 溶融噴霧造粒
6.噴霧乾燥機関連プロセス
① 原料貯蔵
② 原料液濃縮
③ 原料液調合
⑤ 製品粉末回収
⑥ 環境対策(集塵、廃水処理)
7.噴霧乾燥機の運転管理
① 製品粒子径管理
② 熱風温度、排気温度、湿度管理
④ 温湿度、環境管理 ⑤ 放熱ロスの試算例
④ 熱風の整流
③ 横型
④ 原料液殺菌/乳化
⑦ 運転事例
⑧ 装置の分解洗浄
③ 装置内付着対策
8.噴霧乾燥の賦形剤
① 噴霧乾燥に用いる賦形剤
② フレーバー保存の工夫
9.品質管理
① 粉体物性の測定
② 作業環境管理
10.噴霧乾燥装置の能力評価
① 装置能力評価
② スケールアップと問題点
11.トラブル事例
① 圧力ノズル型の熱風整流不良
② 温湿度管理不良
~~~企画背景と講演概要~~~
食品の噴霧乾燥(SD)は,連続生産性・大量生産性に長けており,製品ロスが少なく,低コストであること等
から食品加工分野,特に最近では機能性食品分野でも広く利用されている。しかしながら,運用上の問題点は少な
くない。
本講座では,SDの基礎的な項目から,講師の経験を基にした具体的な乾燥事例や対応策までを紹介する。具体
的には【塔壁への原料付着への対応】,【粉末化自体が難しい素材やフレーバーに考慮すべき素材(しょうゆ・み
りん等)への対応】,【運転条件設定の考え方(熱収支の計算予測)】【スケールアップの考え方】,【トラブル
対策】などについて,各種の食品事例(粉乳・調味料・油脂・コーヒー等)を例に挙げながら解説する。
申込用紙
講座名
① 6/18(木) 食品の濃縮・噴霧乾燥技術と装置動向(実機・実演見学付き)
② 6/19(金) 食品の噴霧乾燥の基礎と実務
受講料
□ ①のみ受講
19,440 円
(税込)
□ ②のみ受講
29,980 円
☑してください
□ ①②両方受講 39,700 円
下記、必要事項をご記入の上、FAX もしくはメール添付でご送信ください。
送信先:
FAX: 042-313-7682
/
メール: entry@tech-d.jp
※ “※”は必須です
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(受講票等の送付先)
参加者 1
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リマインドメールなどお送りしますので、なるべくご記入ください
参加者 2
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リマインドメールなどお送りしますので、なるべくご記入ください
備考
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お申込受付後,受付完了のご連絡(メールまたはお電話)を致します
受講票・請求書をお送り致します
お申込後1週間たっても受付完了の連絡がなかった場合は,お手数ですが,弊社までご連絡ください
開催日の 7 日前以内のキャンセルは,お受け致しかねます.必要に応じ代理の方のご出席をお願い致します
お支払について
<期日>
① 受講料は,講習会開催日の翌月末日までにお支払いください
※ 経理の都合上,期日までに間に合わない場合は,対応致しますのでご一報ください
<方法>
① 銀行振込にて,下記の口座へお振込みください.なお,振込手数料は御社にてご負担願います
※ 講習会当日に現金でのお支払も承りますが,領収書等の準備がありますので,事前のご連絡をお願い致します
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株式会社テックデザイン
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