~結団記念キャンポリー・23WSJ 特集号~

No.22
2015年5月発行
~結団記念キャンポリー・23WSJ 特集号~
2 月・BP 祭。4 人のスカウトが宗教章を授与されました。
3 月・カブ隊はあきる野教会へ春舎営、ボーイ隊とベンチャー隊は BOSCO に春キャンプ、
ビーバー隊は明正公園のごみを集める活動に、ローバー隊はこれからを話し合うミーティングを行ないました。
そして 4 月・教会学校・ガールスカウトと合同でのイースターエッグのプログラムと、
地域の子どもたちと一緒に遊ぶ「ボーイスカウト・ガールスカウト一日体験」のフェスタを行ないました。
スカウトの活動の様子は 14 団ホームページをご覧ください。
今号は結団 55 周年記念キャンポリーと第 23 回世界スカウトジャンボリー特集号をお届けします!
結団記念キャンポリー開催
飛翔
~みんなでつくろう
2015 年 8 月 14 日(金)~8 月 17 日(月)
みなぎる活気~
福島県猪苗代町沼尻温泉
田村屋旅館
1961 年(昭和 36 年)カトリック成城教会に、故大越神父さま・杉田神父さまのご尽力によ
り東京 182 団が発団し、以来一貫してキリストの愛に基づいた健全なる青少年の育成をめざ
し活動を続けてきました。1978 年(昭和 53 年)世田谷 14 団としての新たな歩みも重ね、
来年は結団から 55 年を迎えることになりました。
来年は4年に一度の全国カトリックスカウトキャンポリーと開催時期が重なるため、結団記
念キャンポリーを今夏、福島県沼尻温泉にある田村屋旅館を拠点におこなうことにしました。
ガールスカウト東京 58 団の 50 周年記念キャンポリーも、同じ日程で開催予定です。
見学バスツアーのご案内
~緑豊かな会津磐梯での 2 日間~
昨年より重ねてきた実行委員会を通し、キャンポリー準備には 14 団
の若き原動力であるローバースカウトたちも積極的にとりくんでい
日
時: 2015 年 8 月 16 日(日)~17 日(月)
て、明るい未来を感じます。
宿泊地: 田村屋旅館(福島県猪苗代町沼尻温泉)
多くの先輩方が育んでこられた東京 182 団・世田谷 14 団への熱い
コース: 16 日
思いを受け継ぎ、新たな一歩を力強く踏み出します。
成城教会→観光→沼尻温泉・
キャンプファイヤー
17 日
野外ミサ→観光→昼食→成城教会
参加費: 22,000 円(1泊2日・貸し切りバス込)
お申込み先:
久保田育成会長、上田副団委員長
info@bs-setagaya14.org
7 月 30 日までにお申し込み下さい。
スカウトたちに
会いに来てね!
第 23 回世界スカウトジャンボリー
~4 年に一度世界各地で開かれる、世界スカウト機構主催のスカウトの大会~
2015 年山口県きらら浜で開かれる第 23 回大会(23WSJ)
は、1971 年静岡県の朝霧高原で開かれた第 13 回大会に続
き日本国内での開催は 2 度目。世界 162 の国と地域から約
3 万人の青少年が集まり、約 2 週間にわたりキャンプをし
ながら世界のなかまと体験を共有します。
言葉や習慣の違いを超え、知り合い、助け合い、認め合い
ながら平和を求める心を強く養える最高の機会です。
開催地は日本でも、一歩足を踏み入れれば会場内はまるで世界の縮図。食事や買い物、トイレに至るまでそのすべてが教育プログ
ラムであり、スカウト主体である環境の中で、自ら世界と向き合うことができます。
この大会の目玉の一つは、なんといっても広島で行なうピースプログラム。終戦から 70 年を迎える広島で、世界
中からの参加者が平和について語り合うピースプログラムは、普通の子どもたちが集まって、それぞれが平和につ
いて考え、語る、未来への大きなきっかけづくりになると期待が高まっています。
14 団からはベンチャースカウト4名、ボーイスカウト 4 名が世田谷地区・あすなろ地区合同派遣隊として参加し
ます。全員が「東京連盟第 3 分団 0307 隊」に配属されました。また、3 名の指導者と数名のベンチャー・ローバ
ースカウト(調整中)が大会を支える縁の下の力持ちとして参加します。
世界のなかまと知り合い友情をはぐくむ世界大会を前に、14 団スカウトたちはあすなろ地区の仲間とすでに隊集
会を重ね、新たな友情のもとに準備をすすめているところです。
☆23WSJ メモ☆
☆大会のテーマとプログラム☆
会
期:2015 年 7 月 28 日~8 月 8 日
会
場:山口県阿知須きらら浜他
参加対象:世界各国の 14 歳から 17 歳のスカウトと引率指導者
『和』の持つ「調和」や「平和」、
「ハーモニー」
、
「協調性」と
18 歳以上のスタッフとして参加する指導者
いったニュアンスをベースに、日本の持つ和の精神と伝統・最
新技術の融合・平和への取り組み・環境防災など、日本ならで
はのプログラムが提供されます。
☆大会の見学ができます!(デイビジター)☆
日帰り見学はどなたでも大歓迎。事前予約はこちらから。
http://www.23wsj.jp/day_visitor_j.html
世界の大会に参加し、14 団の中だけではなかなか味わえない、スケールの大きな貴重な体験をしてきた先輩たちがいます。
4 年前の第 22 回スウェーデン大会・8 年前の第 21 回ロンドン大会に参加したスカウトは、その時感じた「世界をもっと見てみた
い」や「せめて英語が話せるようになりたい」「出会った仲間との友情を育てたい」を実現しつつ、ローバースカウトとして、隊
指導者として積極的な活動を続けています。
そして、もちろんさらに年長の先輩たちもたくさんの体験を重ねてきました。3 名の指導者から手記をいただきました。
第 1 回アジアジャンボリーに参加して
結団の翌年、幸運にも第一回アジアジャンボリーの大舞台に参加する
機会に恵まれました。霊峰富士山の麓に、テントが一面に貼られた、
御殿場のキャンプサイトには、びっくり。
スカウト活動もほとんど解らず、あまりのスケールの大きさに唖然と
しましたが、当時の団委員長の石田さんや、友好団の案内で各国のサ
イトを訪れ、楽しそうに集っている中に加わり、ジェスチャーや片言
の英語を交えて親睦をいたしました。
今からさかのぼること 27 年前,私を含む 14 団 9 名のシニア隊員(当
時高校 1 年生)は,オーストラリアのシドニー郊外で行われた第 16
この祭典には、皇太子ご夫妻(現 天皇陛下ご夫妻)も、若人を励ま
しに来られまして、いろいろなイベントが行われました。富士山を臨
みながらの野外ミサ・会場を興奮に包んだ大営火・各国の踊り・ダン
スなどなど。
回世界ジャンボリーに参加させていただきました。
世界ジャンボリーの魅力は,何といっても世界中のスカウトが一堂に
会すること,そして現地の家庭でホームステイができたことでした。
初めての海外旅行だったこともあり,見聞きするもの全てが刺激的で
これらの体験が、今日までスカウト活動を続けてこられた基になって
いると思います。
した。たくさんの外国スカウトと交流したり,学校で習った英語が通
じたときの感動は今でも良い思い出です。
スカウトのみなさん、日本・アジア・世界ジャンボリーなどは、自分
自身の飛躍的な成長の機会です、積極的に参加して、未知の扉を開い
て下さい。そして、スカウトのご家族・ボーイの OB のみなさん、ス
カウトと一緒にジャンボリーを体験しては、いかがでしょうか、スカ
ウトのエネルギーを味わってください。いつまでも青春でいられるよ
うな気がします。いやさか。
第 16 回世界ジャンボリー
上田哲郎副団委員長
世界ジャンボリーでの体験は,その後のスカウト活動はもちろんのこ
と,大学生時代の海外一人旅,社会人になってからの海外勤務へとつ
ながりました。
あのときのお返しで,今大会ではホスト家族を引き受けました。何を
しようか今から楽しみにしています。
見学だけでも貴重な体験になりますので,ぜひ会場に足を運んでみて
田中 圭団委員
ください。
第 17 回世界ジャンボリー
私は1991年の夏に韓国・雪岳山(ソラクサン)で開催された第17回世界ジャンボリーに派遣していただきました。この4年前にオース
トラリアで開催された第16回世界ジャンボリーの時は世田谷14団からは複数名の先輩方が派遣されましたが、この時は私1名のみが世田
谷14団からの派遣となりました。
ジャンボリー全体の参加者は約20,000人。日本からの参加者は、開催国が隣国ということで、開催国である韓国やスカウト活動が盛ん
なアメリカに続き、3番目に多い参加者数でした。そのため、高校時代は部活(ラグビー部)との兼ね合いで、スカウト活動と言えばキャン
プやハイキング程度にしか参加していなかった私も、当時の指導者の方々のご尽力で潜り込むことができました。また、実は私はこの時18
歳。高校3年の夏休みという大学受験まっただ中の夏休みに約2週間もの長期間、世界ジャンボリーに行った事になります。当時は深く考え
ておりませんでしたが、今考えるとよく両親が許可してくれたなと思います。両親を説得した記憶も特には無く、何も言わずに送り出してく
れた両親や派遣の為にご尽力頂いた指導者の方々には大変感謝しております。
私は、第9回日本ジャンボリー(1986年・南蔵王)へも参加しておりましたが、それに比べて、世界ジャンボリーはプログラム内容や雰
囲気が全く違い、とても驚いた事を覚えています。会場内を歩けば世界中から参加している色々な国のスカウト達が普通に行き交っており、
団委員
田中 圭
それまで海外になど行ったことのなかった私は、とても不思議な気持ちでした。また、会場内の道で誰かが歌ったり踊ったりを始めれば、道
行くスカウト達が自然と輪になって集まり、即席の交歓会が始まるような雰囲気があり、
「仲間」という感覚を強く感じました。大げさにいえ
ば、自分も「地球人の一員なんだ」と実感する事ができ、自分の視野が世界に向かって広がった大会でした。
団委員 田中 圭
続く
滝本 篤ボーイ隊副長
★4月から9月に行われる団行事★
4 月 29 日
スカウトフェスタ
~おんぷ星人がやってきた~
ガールスカウト東京 58 団と合同で今年もにぎやかに開催しました。
水野団委員長扮する「おんぷ星人」は歌が大好き。スカウトたちと一緒におもしろい歌を歌いたい
「おんぷ星人」のため、4班に分かれたスカウトと見学の子どもたちは 6 人の「歌の名人」のとこ
ろに習いに行きました。
♪ごんべさんのあかちゃん
♪あるおじさんいいはった
♪グーチョキパーで
♪おふろ
♪八百屋さん
♪ひとりのぞうさん
…
ちびっ子にはちょっと難しかったかな?それでも午後からのキャンプファイヤーでは、
みんなで大きな声で元気よく歌ってくれました。
「ボーイスカウトって、なんだか楽しそう。ぼくもやってみようかな」と思ってくれた
子どもたちは、続けてこれからも体験に来てくれることになりました。
6 月 13 日~14 日
オーバーナイトハイク
~日々の行い、人生を振り返ってみよう~緩さだけでは許されないぞ~
今年もローバースカウトが企画を練り、資料作成、下見、そして団会議でのプレゼンとがんばっています。東京の東側から
成城教会に向かうコースですが、詳しくは当日までのお楽しみ。ガールスカウト東京 58 団、57 団のスカウトも参加を楽し
みにしています。5 月 10 日、6 月 7 日の事前集会でチームビルド、しっかり準備をして本番を迎えます。
7 月 30 日~8 月 8 日
第 23 回世界スカウトジャンボリーとホームステイ(イギリス・カナダスカウト)
ジャンボリーに参加した外国スカウトが日本でホームステイ。14 団の 5 家庭にも 2 人ずつ宿泊します。
8 月 14 日~17 日
結団 55 周年記念キャンポリー・8 月 30 日
結団記念式典
結団 54 周年式典・ひとつ釜の飯を喰おう会・営火は、カトリック成城教会で行ないます。
9 月 27 日
上進式
新しい隊スタッフにより、新年度が始まります。
☆お知らせ☆
14 団ホームページでは、スカウトの様子をタイムリーにつづるブログを
毎週更新中!!ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
http://www.bs-setagaya14/org/
ボーイスカウト世田谷第 14 団
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